遠い空へと旅立ったあの人に想いを馳せる日
昨日掃除機をかけて、
右腕の筋を痛めました…
どうやったらそうなるのか…(´Д`)
こんにちは。
絵本と心理学でココロをサポート!
家族心理カウンセラーのすがぬまさちこです。
朝晩すっかり涼しくなりました。
夜は長袖で寝ないと寒いです。
ニガテな冬がやってくるのか…。
さて、今回は久々、絵本紹介します。
実は今日、義母の命日なんです。
でも、私は会ったことありません。
我が夫が20代の頃に亡くなってしまったので
写真でしか見たことないんですよね。
夫の話を聞きながら
「こういう人だったのかなぁ」と想像の中で会うだけです。
でも、そっくりなんですよね。
表情とか雰囲気とか。
きっとしぐさも似てるんじゃないかなぁ。
そんなことを一人思いながらニヤリとしている私です。
と、いうことで今回の絵本は
今は遠い空へと旅立った大切な人に
想いを馳せる一冊を。
こちら~~
『いのちの木』
ブリッタ・テッケントラップ:作・絵
森山 京:訳
ポプラ社
********************
仲間の動物たちと森で幸せに暮らしてきたキツネ。
しかしだんだん年をとり、弱ってきました。
お気に入りの場所で大好きな森の景色を眺めたあと、
横たわりそっと目を閉じたのでした。
─
キツネの周りに一匹、また一匹と動物たちが集まってきます。
雪が降り悲しみに包まれる中、みんながキツネとの思い出を
話しはじめます。
すると、キツネが横たわっていた雪の下からオレンジの芽が
顔を出し、少しずつ膨らみ始めたのです…。
********************
私のInstagramには『わすれられないおくりもの』をご紹介していますが、
ブログではこちらを。
※InstagramはHPの“心の本棚”からもご覧いただけます。
大切な人がいなくなる悲しみというのは
計り知れないものです。
時が癒してくれる…のかもしれませんが
それもまた時間を要するものです。
森の動物たちはそれぞれ、キツネとの思い出を
語り合います。
語り合うことで、キツネの存在をより強く感じるようになっていくのです。
誰かが言っていましたね。
人は二度死ぬことがある。
一度目は肉体が失われた時。
二度目は…忘れられた時。
遠い空へと旅立ったあの人のことを時々思い出し語ることで、
ココロの中で鮮やかによみがえり、
今まで以上に近くに感じるのかもしれませんね。
今日、私はいつもよりちょっとだけ長く手を合わせて
義母と話しました。
会ったことはないけれど、近くでほほ笑んでいるような…
そんな気がしましたよ^^
秋の夜長にちょっぴり切ないけれどココロあたたまる一冊、
読んでみませんか?