遠い空へと旅立ったあの人に想いを馳せる日

昨日掃除機をかけて、

右腕の筋を痛めました…

 

 

どうやったらそうなるのか…(´Д`)

 

 

こんにちは。

 

絵本と心理学でココロをサポート!

家族心理カウンセラーのすがぬまさちこです。

 

 

朝晩すっかり涼しくなりました。

夜は長袖で寝ないと寒いです。

ニガテな冬がやってくるのか…。

 

 

 

さて、今回は久々、絵本紹介します。

 

 

 

実は今日、義母の命日なんです。

 

 

でも、私は会ったことありません。

 

 

我が夫が20代の頃に亡くなってしまったので

写真でしか見たことないんですよね。

夫の話を聞きながら

「こういう人だったのかなぁ」と想像の中で会うだけです。

 

 

でも、そっくりなんですよね。

表情とか雰囲気とか。

きっとしぐさも似てるんじゃないかなぁ。

 

 

そんなことを一人思いながらニヤリとしている私です。

 

 

 

と、いうことで今回の絵本は

今は遠い空へと旅立った大切な人に

想いを馳せる一冊を。

 

 

こちら~~

 

 

 

『いのちの木』

 

ブリッタ・テッケントラップ:作・絵

森山 京:訳

ポプラ社

 

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仲間の動物たちと森で幸せに暮らしてきたキツネ。

 

しかしだんだん年をとり、弱ってきました。

 

お気に入りの場所で大好きな森の景色を眺めたあと、

 

横たわりそっと目を閉じたのでした。

 

 

キツネの周りに一匹、また一匹と動物たちが集まってきます。

 

雪が降り悲しみに包まれる中、みんながキツネとの思い出を

話しはじめます。

 

すると、キツネが横たわっていた雪の下からオレンジの芽が

顔を出し、少しずつ膨らみ始めたのです…。

 

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私のInstagramには『わすれられないおくりもの』をご紹介していますが、

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大切な人がいなくなる悲しみというのは

計り知れないものです。

 

 

時が癒してくれる…のかもしれませんが

それもまた時間を要するものです。

 

 

 

森の動物たちはそれぞれ、キツネとの思い出を

語り合います。

 

 

語り合うことで、キツネの存在をより強く感じるようになっていくのです。

 

 

 

誰かが言っていましたね。

 

 

人は二度死ぬことがある。

一度目は肉体が失われた時。

二度目は…忘れられた時。

 

 

 

遠い空へと旅立ったあの人のことを時々思い出し語ることで、

 

 

ココロの中で鮮やかによみがえり、

今まで以上に近くに感じるのかもしれませんね。

 

 

 

 

今日、私はいつもよりちょっとだけ長く手を合わせて

義母と話しました。

会ったことはないけれど、近くでほほ笑んでいるような…

そんな気がしましたよ^^

 

 

 

秋の夜長にちょっぴり切ないけれどココロあたたまる一冊、

読んでみませんか?